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銀河のワールドカップ
出版社 / 著者からの内容紹介
平成の「サッカー小僧」小説の決定版!!
元Jリーガー花島は、ひょんなことから驚くべきサッカーセンスを持った小学生たちと出会った。その才能にほれた花島はコーチを引き受け、全国制覇を目指す。困難の果てに彼らが出会ったのは!? (解説/前田有紀)

 アニメ化してますね。手に汗握るような試合展開で、勢いもあって楽しく読みました。最初児童書みたいな感じかなと思ったけど、そんなことはなかった。大人である花島の視点も割とあるので。しかし、プレデターすごい!
 チームが徐々にまとまってく過程とか丁寧に描かれてたように思う。各個人の思いだとかも色々あり…。(男女混合チーム、というのが小学生ならではって感じでいいなあと思う)まさに青春スポーツ小説。普段あんまり読まないジャンルだけどおもしろかった。
 子供がプロの選手に勝つのはちょっと無理だろとも思うけど、この子らならできちゃっても変ではないかも、と思わせるストーリー。エピローグ、プレデターの子たちのその後がちょっと書かれてましたが、女の子2人やタギーのことも書いてほしかったような。
料理で読むミステリー
内容(「BOOK」データベースより)
作品に出てくる料理から、事件の背景、主人公の性格やライフスタイルなどを探る異色のミステリーガイド。探偵が厨房で腕をふるう一皿、誘拐犯の一味が子どもにふるまうあたたかい飲み物、ときには料理が事件解決の伏線にも。「食」を通してミステリーの新しい魅力を発見する。実際に作って味わえる想像再現レシピも収載。

 最近、料理がおいしそうな描写の本を読むのが好き、探すのが好きなので、そんな自分にはうってつけのガイドブックでした。料理という視点から主人公のことや事件のことを見る、というのはなんだか新鮮でおもしろかった。そして紹介される本の料理描写がほんとうにおいしそうで。最初に書いてあったけど、お腹がすいてる時に読むのは危険ですね。ほんとお腹すきました。料理のレシピも挑戦したくなってしまいます。
 作者の海外ミステリーへの愛があふれてる本だと思いました。紹介されている作品の中には知っているものもあったけれど、今読むとまた違った感想がでてきそう。主に料理の点で。この本で紹介されてる本、また読みたいな。
本当はちがうんだ日記
内容(「BOOK」データベースより)
今はまだ人生のリハーサルだ。本番じゃない。そう思うことで、私は「今」のみじめさに耐えていた。これはほんの下書きなんだ。いつか本番が始まる。そうしたら物凄い鮮やかな色を塗ってやる。塗って塗って塗りまくる。でも、本番っていつ始まるんだ?43歳・歌人の真剣エッセイ。

 この方のエッセイってやっぱり面白い。声をあげて笑ってしまった部分が多々ありました。そして、共感してしまったところも複数あり。実際にいたらとっつきにくそうな人なのかな? って感じですけど、本文読んでるとほんと親しみを感じてしまいます。自分にあだ名がないことを真面目に考え込んでたり(自分で考えたあだ名には笑ってしまいました。「ほむりん」!)、少女向けの雑誌を読んでいたりなどなど、ちょっとかわいらしい。嫉妬に狂って畳に箸を突き刺す光景は想像したらすごく怖かったけど。
 タクシー待ちの際に出会った老人のエピソード、「読書好き」と「本好き」の違いの話、101年前のポストカードの話など印象に残る話もたくさん。『本当はちがうんだ日記』というタイトルよろしく、「本当はちがうんだ!」という心の叫びも伝わってくるようなエピソードも。
夜鳴きめし屋
宇江佐 真理
光文社
¥ 1,680
(2012-03-17)

内容紹介
本所五間堀にある「鳳来堂」。父親の古道具屋を、息子の長五郎が夜鳴きめし屋として再開。朝方まで営業している店には、父親の友人たちや、近くに住む武士、芸者や夜鷹までさまざまな人々がやってくる。その中に、かつて長五郎と恋仲だった芸者のみさ吉がいた……。『ひょうたん』の世界から十数年後、待望の続編登場!

 読み終わってから知ったんですが、『ひょうたん』の続編だそうで。聞き覚えのある店、名前だと思ったわけです。もっと早く気付くべきでした。
 市井の人々の生活が淡々と描写されています。こういう日常を書いた話って結構好きだ。話のメインは親子でしょうか。男女間のいざこざはちょっと面倒というか、うっとうしくも感じられたけど(振り回されてる子供がちょっと不憫に思えて)、親子が落ち着くべきとこに落ち着いて良かったと思う。浦田様も。
 特別凝った料理ではないんですが、鳳来堂の料理はとてもおいしそうだった。お腹がすきます。

夜鳴きめし屋
五間堀の雨
深川贔屓
鰯三昧
秋の花
鐘が鳴る
ラインマーカーズ
内容(「BOOK」データベースより)
甘くて、痛い。優しくて、こわい。心臓を直撃する愛のうた。

 個人歌集からの再録、未収録作、書き下ろし作と歌がぎゅっとつまった歌集。やっぱりよくわからないなあと思うんだけど、不思議な魅力があって惹きつけられます。お気に入りの歌がまた増えました。
 たくさんの短歌の中に混じっていたSSの「ごーふる」はちょっと怖かった。何が怖かったかと聞かれるとよくわからないんだけど、そのよくわかんないところがなんか不気味に感じるというか。

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